グラッシ美術館とプンタ・デラ・ドガーナ美術館
【提供内容】
内容:美術館の専門ガイドによる案内(和訳)
時間:5時間
料金:一組 25,000円
【料金に含まれないもの】
・移動費(水上バス)
・観光施設などへの入場料や使用料などかかる経費
この2つの美術館は安藤忠雄氏に改修と改装の作品でもあり、安藤建築の建築的視点と企画展のご案内と、二つの視点からご案内します。
かつてグッチやイヴ・サンローランを傘下に持つPPRグループ会長を務めたフランスの実業家フランソワ・ピノー氏は、現代アートのコレクターとして知られ、アート・レビュー誌で「世界で最も現代アートに影響を及ぼす人物」に選ばれています。2005年フランソワ・ピノーは、現代美術の個人コレクションを展示するために、パラッツォ・グラッシを購入を決意し、安藤忠雄氏に改修と改装を任せ、大運河に18世紀後半に建てられたグラッシ家の宮殿は現代美術に適したスペースとなりました。
プンタ・デラ・ドガーナ美術館もフランソワ・ピノー財団が手がけた現代美術館で、設計は同様に安藤氏が担当し、2009年にオープンしました。サン・マルコ広場の対岸にある歴史的建築物である「プンタ・デラ・ドガーナ」(海の税関)を現代美術館に改装しました。当初はフランソワ・ピノー財団のオリジナルな現代美術作品のコレクションが展示されていましたが、近年は話題を呼ぶ様々な企画展が展開されています。