ドロミテ街道 ヴェネチアから日帰りまたは滞在

ヴェネチアからドロミテ街道拠点コルティナ・ダンペッツォに、専用車約2時間15分、又はバス約3時間で移動します。日帰りの場合はコルティナ・ダンペッツォの周辺地域を、ドロミテ街道に数日滞在の場合はドロミテ街道とその周辺地域の有名な山群をご案内します。

◎バスをご利用の上、日帰りを希望される場合は、ご利用される時期、曜日によって、バスの時刻表が変わるため、現地に滞在できる時間が異なりますこと、ご了承ください。詳しくは下記の日程表をご確認ください。

【ヴェネチアから日帰りドロミテ街道の旅】

【提供内容】

  • コーディネートとアテンド料金:一組 45,000円 *人数は何人でも変わりません。
  • ヴェネチアとコルティナ・ダンペッツォ間のバス往復費用(25€ 別途)
  • 滞在中の希望の行き先への移動費別途(バス、専用車、タクシー、ケーブルカー)

【日程】

  1. ヴェネチアからバスでコルティナ・ダンペッツォに移動 

    7:50発 → 10:40着 (土日 4月1日〜5月21日, 毎日5月26日〜9月16日 2023年時刻表)

    *道の渋滞によって到着時間がずれる可能性があります。

  2. コルティナダンペッツォ周辺のご希望の場所に移動

    トレチーメ 、ミズリーナ湖、ファローリア、ファネス渓谷、ブレイエス湖、トファーナ、ファルツァルゴ峠

    移動手段と希望の場所はご相談の上、選択していただきます。

  3. コルティナ・ダンペッツォからバスでヴェネチアに移動 

    15:30発→18:20着 (土日 4月1日〜5月21日, 毎日5月26日〜9月16日 2023年時刻表)

    18:00発→21:10着 (金土日 6月10日〜9月10日 2023年時刻表)

【ドロミテ街道滞在の旅】

【提供内容】

  • コーディネートとアテンド料金:一日/一組 45,000円 *人数は何人でも変わりません。
  • ヴェネチアからコルティナ・ダンペッツォの片道バス(一人12.5€ 別途)
  • 滞在中の希望の行き先への移動費別途(バス、専用車、タクシー、ケーブルカー)
  • ご案内中の交通費、施設への入場などは実費となりますので、当方の費用は経費としてご負担いただきます。

下記のリストから、ご希望の場所、日程、移動手段(バス、専用車、タクシーなど)を確認させていただいたのち、ご相談の上、見積もりを提案させていただきます。

  • コルティナ・ダンペッツオ
  • ミズリーナ湖
  • トレチーメ
  • ファローリア
  • トファーナ
  • チンクエ・トーリ
  • ブレイエス湖
  • ファネス渓谷
  • ドロミテ 街道(ファルツァルゴ峠、ポルドイ峠、カレッツァ湖など)
  • ボルツァーノ

ドロミテ街道とその周辺地域は、ドロミテと呼ばれる北イタリアの山群の広大な一帯で、2009年世界自然遺産に登録されました。ヴェネト州 (ベッルーノ県)、トレンティーノ=アルト・アディジェ州(ボルツァーノ自治県・トレント自治県)、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 (ポルデノーネ県、ウーディネ県)の3州にまたがり、オーストリア、スイス、スロヴェニアと国境を接しています。ドロミテ街道は尖った先端を有する山塊が有名で、その美しさは世界でもまれに見る山群です。総面積約9,000k㎡山岳地帯には、「ドロミテの女王」と呼ばれる最高峰のマルモラーダ山3,342mをはじめ、3,000mを超える山が18峰あります。指定9地域に代表される尖塔のようにつきでた尖峰や岩壁、氷河やカルスト系の地盤など様々な景観が見られます。

ハイキング、トレッキング、サイクリング、マウンテンバイク、ロッククライミングから、高山植物鑑賞、写真撮影など多様な楽しみ方ができる旅程があります。 各所に標識があり、手入れの行き届いた山道が広がり、風景を満喫できます。ドロミテ街道全域に名峰と名湖が存在し、夏と冬は人気のリゾートとなるドロミテ街道の広範囲には点在して多くの宿泊施設があります。その中でも、コルティナは最も人気の滞在地となり、多くの滞在施設があります。東西発着地点となる東がコルティナ、西がボルツァーノです。

ドロミテと呼ばれる北イタリアの山群の広大な一帯で、2009年世界自然遺産に登録されました。ヴェネト州 (ベッルーノ県)、トレンティーノ=アルト・アディジェ州(ボルツァーノ自治県・トレント自治県)、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 (ポルデノーネ県、ウーディネ県)の3州にまたがり、オーストリア、スイス、スロヴェニアと国境を接しています。ドロミテ街道は尖った先端を有する山塊が有名で、その美しさは世界でもまれに見る山群です。総面積約9,000k㎡山岳地帯には、「ドロミテの女王」と呼ばれる最高峰のマルモラーダ山3,342mをはじめ、3,000mを超える山が18峰あります。指定9地域に代表される尖塔のようにつきでた尖峰や岩壁、氷河やカルスト系の地盤など様々な景観が見られます。

日本語のドロミテの呼び方はさまざまで、街道、山脈、山塊、または山群などがありますが、イタリア語では「ドロミーティDolomiti」(英:Dolomites)と呼びます。東アルプス山脈の一部で、切り立つ岩峰は太陽に照らされ、淡いピンク色に輝く山岳風景は世界中の人々を惹きつけてやみません。自分自身も長年通い続けながら、眺める位置、訪問する時期、天候によって、さまざまな景観を楽しめるドロミテ街道にすっかり魅了されました。

ドロミテ街道とその周辺地域は、仕事とプライベートで長年訪問した場所です。初期の頃、仕事で行く場合は毎回山のガイドが同行し、トレッキングの案内から歴史や高山植物の説明を受け、多くのことを学びました。こうした経験の中で、プライベートでも登山範囲を広げて、時にはドロミテ街道を抜けて隣接したオーストリアまでマウンテンバイクでも行きます。

東西発着地点   東:コルティナ   西:ボルツァーノ

ドロミテ街道全域に名峰と名湖が存在し、夏と冬は人気のリゾートとなるドロミテ街道の広範囲には点在して多くの宿泊施設があります。その中でも、コルティナは最も人気の滞在地となり、多くの滞在施設があります。

【コルティナ・ダンペッツォ】

ドロミテ街道で最も有名な滞在地コルティナ・ダンペッツォは、畜産の山村でしたが、戦後の経済は森林開発と木材取引によって発展し、少しずつ富裕層のリゾート地として知られるようになり、19世紀には上流階級のイギリス人をはじめとした欧州の旅行者が訪問するようになり、20世紀はじめには鉄道も通り、大型ホテルやスポーツ、観光施設が建築され、ドロミテ街道中心地となりました。 

1944年に第5回冬季オリンピックオリンピック開催地として決定していましたが、第二次世界大戦で開催中止になり、第7回冬季オリンピックは1956年に開催されました。アルペンスキー男子回転では日本の猪谷千春氏が2位の銀メダルを受賞しました。日本初の冬季オリンピックのメダルを獲得したことは、記念となる重要なオリンピックでした。

【ボルツァーノ】

アルプスに囲まれた古都ボルツァーノは伊語と独語の二つの言語と文化が共存しあう街です。歴史的、芸術的な建造物、食文化などオーストリアとイタリア両方の影響を受けた魅力的な町です。ボルツァーノ付近のレノン高原のレノンの土柱『パラディゾ 』は独特の景観で訪問者を惹きつけます。

【コルティナ・ダンペッツォ周辺の山群】

標高約1,200mのコルティナ・ダンペッツォは「黄金の盆地」とも言われる贅沢で壮大な山塊の眺望が広がり、ドロミテ街道の東部最大の交通要衝で、アルペン観光の重要な基点となります。西側にはトファーネ山塊 3,225〜3,244m、北東側にはクリスターロ山 3,221mを中心とした険しい連山、南東側には広大な山岳面積を占めるソラピス山 3205m、そして南西側にはクロダ・デ・ラーゴ 2,709m やチンクエ・トーリ2,361mの連山が並び、コルティナ・ダンペッツォの街を取り囲んでいます。街中は高級リゾート地の街並みが広がっています。

【ミズリーナ湖】

標高1,754mのミズリーナ湖は、湖と周辺の風景のコントラストが美しい絶景です。湖を一周散策しながら周辺の山群の景色を楽しめます。ドロミテならではの山群はクリスタッロ山塊、ソラピス山、トレ・チーメ2,999mなどを眺めることができます。湖のホテルやソラピス山がミズリーナ湖の澄んだ湖面に映る姿は情緒ある美しい光景です。これらの山々は季節や天候によって様々な表情を見せるため、季節ごとの異なった光景を楽しむこともできます。1956年の『コルチナ・ダンペッツオ オリンピック』ではスピードスケート会場となりました。

【ファローリア山】

草原と針葉樹林豊かなファローリア山2,123mからは、コルティナ三山と言われる針葉樹林帯を越えて険しいクリスタッロ山塊とその連山、トファーネ山塊、トレ・チーメ、リフトで2,300mの地点に上がると有名なセラ山群3,152mからチンク・エトーリ2,137mなどの素晴らしい景色がが眺められます。ソラピス山やクリスタッロ山へのトレッキングコースの出発地点としても人気の山です。

【トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード】

トレ・チーメは3つの峰という意味です。ドロミテ街道の最も人気のスポットで、ロッククライマーのメッカとしても有名です。東を起点にして、写真の左からチーマ・ピッコラ2,857m (小峰1884年初登頂)、チーマ・グランデ2,999m(大峰1869年初登頂)、チーマ・オーヴェスト2,973m(西峰1879年初登頂)と名前がついています。

チーマ・ピッコラは難関で1879年にクライミング中のクライマーが「羽がなければ登れない」とまで言われ、最終的に1881年に頂上へのルートが発見され、1884年に初登頂しました。眺める位置によって4つの峰に見えたり、立ち位置で様相が全く異なることも特徴です。トレ・チーメの麓を一周して、そうした景色を楽しむことができます。

【チンクエ・トーリ】

『5つの塔』と呼ばれるチンクエ・トーリ2,361mの周辺には、広大な山郡があります。チンクエ・トーリを間近から眺めながら『 第一次世界大戦野外美術館』の歴史と周辺の山郡の絶景を楽しんだ後、各山に登山して更に周辺の素晴らしい景色が楽めます。遠くから眺めると『5つの塔』のように見えるチンクエ・トーリですが、このように間近で見ると『5つの塔』には見えません。

【ソラピス湖 】

独特のパステルターコイズブルーのソラピス湖は、幻想的な色をしています。この色合いは、湖の起源となった氷河の岩石が湖底に堆積してできたもので、その粉が青みを帯びていることが原因です。ソラピス湖からは冒険的なトレッキングが楽しめる人気の登山コースです。

【ゲディナ湖 】

ゲディナ湖(1,457m)は、コルティナ・ダンペッツォの北西、トファーネ山脈の麓に位置します。トファーナ山塊の途中にある「おとぎ話」に出てくるような針葉樹に囲まれたエメラルドグリーンの可愛らしい湖です。

【ブレイエス湖】

南チロルで美しい湖のひとつであり、深い湖のひとつでもあります。最大水深は36メートル、平均水深は17メートルです。ファネス・セネス・ブライエス自然公園の北部、標高1,496mの同名の谷に位置するブライエス湖の景色は美しく、エメラルドグリーンの湖を縁取るように、ブライエス・ドロミテの山々の風景が広がっています。ブライエス湖は、地下王国ファネスに船で行くことができたという伝説の湖です。湖の南側には「王国への扉」と呼ばれる雄大なクロダ・デル・ベッコ山(2,810m)がそびえ立っています。湖の周りの小道を散歩することができます。また、ブレイス湖は様々なトレッキングの理想的な出発点でもあります。

【トファーネ山塊】

トファーナ山塊は、北側からトファーナ・ディ・デントロ3,238 m、最高峰トファーナ・ディ・メッツォ3,244m、トファーナ・ディ・ローゼ3,225 m南北に走る山塊で三つの代表的な山で構成されています。コルティナからロープウェイで3本乗り継いで登山することができます。

【ファルツァルゴ峠 /ラガツォイ山塊 】

ファルツァレーゴ峠 2117mからロープウェイで、ラガツオイ峠2752mに上がり、周辺に広がる素晴らしいパノラマを眺め、雄大な山々を見下ろすことができます。写真はラガツオイ峠からの周辺の山郡の絶景です。ここからは、夏でも氷河に覆われた最高峰のマルモラーダ山3,342mを眺めることができます。

【ファネス渓谷の滝】 

コルティナ近郊のファネス渓谷は雄大な岩壁の絶景を眺めることができ、渓谷上部からの長い滝や下部の滝がいくつも流れています。右の写真のごうごうと流れる滝の裏側にはヴィア・フェラータで歩くことができる人気コースがあります。中央の写真は岩壁のカニョン展望台から迫力あるドロミテ界隈最も高い90mの滝が眺められます。

【カレッツァ湖】

広大なドロミテ街道には、大小様々な湖がありますが、幻想的なエメラルドグリーンの色で有名なカレッツァ湖は「ドロミテの宝石」とも呼ばれる南チロルの小さい高山湖です。周辺の針葉樹の緑の森と背景のラテマール山脈2846mとの絶妙な風景がなんとも美しく、多くの訪問者を魅了します。天気が良いと湖面にその風景が鏡のように反映されて神秘的な絶景となります。

【コルティナからオーストリア サイクリングコース】

コルティナから北上して、オーストリアのリエンツまで行く人気のサイクリングコースはドロミテ街道ならではの景色とオーストリアの牧歌的な両方の風景を満喫できます。マウンテンバイクで何度か往復しました。行きはなだらかな登り道と急な坂道を走り、帰りはリエンツから途中まで列車に自転車やマウンテンバイクを載せて戻ってくる快適な日帰りコースです。途中人気の観光地に立ち寄って楽しめます。