ヴェネツィア ビエンナーレ

ヴェネツィア ビエンナーレ(美術展、建築展) 

【提供内容】
 時間:4時間
 料金:一組 20,000円

 時間:8時間
 料金:一組 38,000円

【料金に含まれないもの】
 当日実費をお支払下さい
 ・交通費(水上バス代)
 ・ビエンナーレ入場料
 ・ご案内中にかかる交通費、ビエンナーレ入場料、飲食代金は、実費としてご負担いただきます。

毎年、美術ビエンナーレと建築ビエンナーレの専門のガイドの説明の何度も同行して、選出されたビエンナーレディクターのコンセプトから各国パビリオン、各アーティストまたは建築家の作品を勉強して、ご案内させていただいています。

ビエンナーレは、メイン会場となるジャルディーニ、アルセナーレ、ヴェネチアの島内の施設や宮殿など幅広い場所で展示会が開催され、莫大な作品数となりますので、限られた日数内で、各自が興味ある展示に絞って見学することは大切です。それゆえ、初日に各国別パビリオンのコンセプト、見学のポイントを説明して訪問していただけるように、ご案内します。

より専門的な訪問を希望される方には、ビエンナーレ専門ガイドのグループガイディングに参加する方法と、プライベートで専門ガイドを雇う方法もあります。そうした専門ガイドの通訳を行うことも可能です。

ヴェネチアビエンナーレの歴史は、1895年に現代美術の国際美術展覧会として始まりました。ビエンナーレとはイタリア語で「二年に一度」を指し、当初は二年に一度に開催されていましたが、国際建築展覧会が加わり、現在は毎年交互に美術展と建築展を行っています。

万国博覧会や近代オリンピックのように国が出展単位となっており、国同士が威信をかけて展示を行い賞レースをすることから、「美術のオリンピック」「建築のオリンピック」とも称される。

ビエンナーレには美術・建築部門だけでなく、映画部門・音楽部門・演劇部門・舞踊部門もありまうす。参加各国は事前にそれぞれの国内のキュレーターや美術家、建築家の中から、コミッショナー(展示企画者)と代表アーティスト、建築家を選出し、ヴェネツィアに設けられた自国パビリオンでコミッショナーの企画した意図や設定したテーマをもとに代表アーティストを紹介する。その中から毎回、優秀賞(金獅子賞)が選ばれている。コミッショナーやアーティスト、建築家の選抜方法は国ごとに異なります。例えばイギリス・パビリオンの展示は毎回ブリティッシュ・カウンシルが行い、アメリカは国務省が選考した公立美術館に各回のパビリオンの展示運営を任せ、日本のパビリオンは外務省系の独立行政法人、国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)が運営し、コミッショナーと代表アーティストと建築家が選出されています。

各回ごとに、ビエンナーレの総合的な企画を行う権限を持ったディレクターが世界の美術評論家・キュレーターから選出されます。様々な国からアーティストや建築家を招待して行う大規模なテーマ展も企画し、ビエンナーレ全体の方向を決定します。

ビエンナーレに協賛して様々な財団や美術館などが行う特別展もビエンナーレ会期中にヴェネツィア市内の各所で開催されており、ビエンナーレが開催される年の春から秋にかけて世界各国から美術・建築愛好家、関係者、そして多くの一般客がヴェネツィアを訪問し、毎年記録的な訪問者数を出しています。

このように世界中から注目を浴びているビエンナーレをより無駄なく、見学できるように、より充実したビエンナーレ訪問ができるように、お手伝いさせていただきます。ご案内の仕方は、ご相談にのりながら、パーソナライズされた方法でコーディネートします。