ヴェネチアの建物と景色の変化

ヴェネチアは今日も数百年前の建物が残っていて、その中で生活しています。数百年前の建物や景観を描いた絵画をみると、今でもほとんど、どこが描かれているか容易く理解できます。とは言え、時代と共に修復や再建されている場所も多くあります。そんな変化が感じられる様子を昔の写真や風景画と今日の写真を身比べても楽しいものです。ヴェネチアの街を知る人、ヴェネチアを訪問する人、見比べて楽しんでみて下さい。私のブログでは、私が撮影した2枚の写真と1700年代を代表する景観画家カナレットとピエロ・ベロッティの作品を比べてみました。

カナレット:本名はジョヴァンニ・アントーニオ・カナール(Giovanni Antonio Canal) 1697~1768年。父親であるベルナルド・カナールも画家で、区別するために「小カナル(カナレット)」と呼ばれるようになった。ヴェネチア出身、ヴェネチアで活躍した景観画家、版画家で、都市景観画を得意とした。

カナレット日本語文献:カナレット (アート・ライブラリー)Cristopher bakerクリストファー・ベイカー(原著)、越川倫明、新田健史(翻訳)

ピエロ・ベロッティ:1725~1805年。ヴェネチア出身でカナレットの甥。フランス各地で生活し、活躍した。カナレット同様に景観画や都市景観画を得意とした。

これからヴェネチアを訪問する方、是非ともこの二人の画家の画集を片手に古き時代のヴェネチアの景観と今日を見比べながらヴェネチア訪問を楽しんでみて下さい。単なるヴェネチア観光ではなく、ヴェネチアの昔と今日を両面から楽しんでいただけると思います。

友人が作成したflickerの写真を見ながら、下記の説明を読んで、参考にしてみて下さい。

http://www.flickr.com/x/t/0095009/photos/iantichieditorivenezia/sets/72157638041410423/

今日の写真は2013~2014年撮影

- 毎年行われる10月21日ヴェネチア伝統「マドンナ・デッラ・サルーテ祭」の大運河に架けられた舟橋 1890~1900年撮影 

- 異なった時代のサンタ・ルチア駅前付近の大運河 3枚絵画 

- 大運河Campo San Vio(サン・ヴィオ広場) 1729年 カナレット作 

- 大運河Santa Maria della Carita(サンタ・マリア・デッラ・カリタ修道院)今日のアカデミア美術館 1726年*カナレット作

- Chiesa Santi Giovanni e Paolo サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会と Scuola San Marcoスクオ―ラ・サン・マルコ 1726年

- Campo Santi Giovanni e Paolo( サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場)とRio dei Mendicanti(メンディカンティ運河) 1726年

- 大運河San Vidal(サン・ヴィダル)付近 上1727~28年カナレット作

- Ponte del Paradiso(パラディゾ橋) 1890~1900年撮影

- Campo Santi Apostoli(サンティ・アポストリ広場) 1700年代中頃 Piero Bellotti(ピエロ・ベロッティ)作