ブログ

2016年 トスカーナ州

トスカーナ州の州都はフィレンツェで、トスカーナ州には10県あります。
地中海(ティレニア海)に面しており、ティレニア海上にはエルバ島、トスカーナ群島の島々があります
州の北東部はアペニン山脈によって区切られて、丘陵地帯が多く、アルノ川が盆地を形成しています。
フィレンツェ (フィレンツェ県)、 プラート (プラート県)、リヴォルノ (リヴォルノ県)、
アレッツォ (アレッツォ県)、ピストイア (ピストイア県)、ピサ (ピサ県)
ルッカ (ルッカ県)、グロッセート (グロッセート県)、マッサ(マッサ=カッラーラ県)、
ピストイア(ピストイア県)

2016年4月 アカデミア美術館「アルド・マヌツィオ ヴェネチアのルネッサンス」

現在、ヴェネチアのアカデミア美術館で「アルド・マヌツィオ ヴェネチアのルネッサンス」の展示会が6月19日まで行われています。
アルド・マヌツィオは世界で初めて「小型本」を発明し、イタリック体と句読点を導入しました。
マヌツィオは1452年にローマの近郊の村で生まれて、1490年にヴェネチアで初めて著書を出版し、1494年にヴェネチアで印刷所を設立し、1515年に亡くなりました。
マヌツィオがもたらした印刷技術の改革はヨーロッパ全土に大きな影響を及ぼしました。マヌツィオは、優秀な出版業者、印刷技術者である一方で、商業面でも優れた人物であり、ヨーロッパ各地での販売も実践しました。また、彼はルネッサンスの人文学者でもありました。
マヌツィオが「小型本」を発明する以前は、一作品約1000部も出版できれば十分でしたが、マヌツィオの「小型本」の技術を導入したおかげで、一作品の平均出版部数は、その3倍の3000部も可能になりました。

2016年のイタリア復活祭 PASQUA パスクア

パスクワ 店頭の飾り付け

2016年3月27日は復活祭です。イタリア語でPasqua パスクワ、英語でイースター です。
十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが3日目によみがえったことを記念する日です。
キリスト教の典礼暦における重要祝日の一つです。 春分の日の後、最初の満月の次の日曜日に祝う移動祝日です。
数々の奇跡を起こしたキリストですが、その奇跡の中でも象徴的なのは、死後の「復活」です。
復活祭は、春の自然の蘇りを祝う日でもあります。

パスクワ翌日の月曜日 は、イタリア語でPasquetta(パスクエッタ=小さなパスクア)、あるいは(天使の月曜日)と呼ばれ祝日になります。
学校も短い休みの期間になり、社会人は週末から月曜日まで3日間の連休になるので、前後にお休みを加えてまとめて休暇をとる場合もあります。
春のミニバカンスのようなものです。この時期の別れ際の挨拶は、Buona pasqua!(ブオナ パスクワ!=良いパスクアを!)となります。

2014年 精神医療施設視察

3月は、昨年同行した精神医療の視察で知り合った精神科医からの直接の依頼で企画した精神医療の視察でローマ、ナポリ、カターニャを訪問しました。各地の精神医療公的施設と民間施設の訪問から、各施設の精神科医達との対談、また患者との対談など、幅広く、大変興味深い視察を企画しました。世界でも稀な精神病院を排除したイタリアの精神医療の施設や管理・運営など、ご希望の視点にあわせて視察を企画しました。イタリアの南北経済格差は有名で、更に約150年前まで別々の国に分割していたイタリアは、今でも昔の国の言語を日本の方言的に話し、文化、習慣、生活リズムなども別々の国に分かれていた影響が色濃く残っています。そんな中で、一般的に南北イタリア人の気質もざっくりと、北イタリア人は働き者、几帳面、厳格な一方で冷たい。南イタリア人は前記した北イタリア人の気質の全く逆。無論、人にもよりますから一概には言えませんが、仕事で南北に滞在した経験をもつ私としてはこの描写は正論だと思います。そうした中で、精神医療の職場でも、この現状は同様です。そうした中で、今回の南イタリアを中心にした精神医療の視察は、過去に触れてきた北イタリアの視察よりも、寛大、寛容な視察を行え、医師から関連施設で仕事する皆さんの対応も同様に大層なもてなしを受けました。皆さんには圧倒され、感謝の気持ちでいっぱいです。

2014年 シチリア

2014年は何と5回もシチリアに滞在しました。3月と11月は仕事、4月、6月、8月はヴァカンスで。地元シチリア人に案内してもらいながら、シチリアならではの歴史、自然、文化、食文化を満喫しました。
この地を訪れて、その魅力に圧倒されるのが歴史、景色、そして食の文化。
シチリアを思い出すと、雄大な風土と碧い海のシチリアの景色が思い浮かびます。オレンジ、レモン、オリーブ、アーモンドの木々が並ぶ風景。そして何と言っても、シチリアの郷土料理は、地中海でとれるマグロ、かじきまぐろ、いわし、ウニなどの海の幸、太陽の恵みを受けた野菜やフルーツを使った料理です。 そして、歴史は奥深く、幅広く、古代ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブ、ノルマンなど、この島を支配した各時代の文化が今日まで色濃く残り、まさに遺跡と歴史の宝庫がシチリアなのです。
素朴なシチリア人独特の「もてなし」は、イタリアでもシチリア人を語る際に、語られる文化です。エトナ火山と海の眺望がすばらしいリゾート地のタオルミーナから、世界遺産に登録されたカターニア、シラクーサ、アグリジェント、ピアッツァ・アルメリーナ、ヴァル・ディ・ノートの街々、エオリエ諸島があります。歴史、文化、風景、もてなし、食と、幅広く人々を魅了するのがシチリアです。

2014年 南イタリア:ナポリ、エルコラーノ、ソレント、アマルフィー

ナポリPalazzoPetrucci(1つ星)色と素材の遊びのような前菜

10月にはローマ、ナポリ、エルコラーノ、ソレント、アマルフィーをじっくり周遊し、天候にも恵まれ、晴天の南イタリアの秋とミシュラン星付きレストランの魚介を満喫しました。 今回初めて訪問した「エルコラーノ」は大変興味深いものでした。「ポンペイ」に比べて「エルコラーノ」は規模は小さいながら、コンパクトな領域の中で貴重な遺跡を鑑賞できます。

2014年 雑誌撮影

Vecio Fritorin風 Salde in Saor ヴェネチア風イワシの南蛮漬け

5月は2年目のヴェネチア雑誌撮影の仕事で、新しいスポット紹介する仕事から始まりました。

一年前に現地在住者が評価しているレストランやお店の紹介を行いながら、その他の依頼の場所も含め雑誌撮影を行いました。
今回は昨年とは異なる場所、新スポットなどの紹介を依頼されました。そこで改めてレストランで紹介したのが、Vecio Fritorin、 Osteria Diavolo、 L'Acquasanta、 Da Riobaの3店。
一年前に紹介したレストランは既にサイトの中でも紹介しているDo Spade、Il Calice、 Enoteca San Marcoです。
この6店のレストランはヴェネチアならではの新鮮な魚介をベースに様々な料理があります。Enoteca San Marcoは350種類の世界のワインがあり、ヴェネチアならでは魚介類をシェフオリジナルでアレンジした料理です。どちらかと言うと、ワインも幅広く揃っていて、お酒好きの人に合う料理です。他の5店は日本人向けのシンプルな味わいになっています。この雑誌では、各地とも現地ガイドがお勧めのレストランやお店を選んでいます。それ故、ヴェネチア以外のミラノ、フィレンツェ、ローマで紹介されている場所も、各都市に行った際に利用して重宝しています。

2014年 レッジョ・エミリア教育

2月 美術教育で有名な小学校視察。小学3年生の作品

2月にヴェネチア郊外の小さな街で、有名な美術教育を行っている小学校を視察しました。大変興味深い視察でした。各学年1クラス20〜30人しかいないようなローカルな小学校で、元気いっぱいで、好奇心旺盛な子供達と、素敵な美術教員に出会いました。実はこの先生は私の母校ヴェネチアの国立アカデミア美術学校の先輩でした。子供達の自由な発想や意見を尊重し、単なる技術を教える美術教育にとどまらず、社会、文化的な出来事の現実を美術教育に取り入れて、子供達の自由な発想を活かし、視野を広げる方法でした。全く従来の小学校美術教育を超え、造形表現を通して育成に対する幅広い教育を行っているように思えました。現代アートの教育にも行っていました。写真を見ていただければ理解できますが、小学生低学年とは思えない技術で、作品にもよりますが豊かな色彩を基調に、個人作品から、グループ作品の大作等もありました。例えば、あるグループ作品は地元の銀行で購入され、銀行に飾ってありました。 今回の視察のお客様は、大学で「教育」を教えられている教授の方々でした。今日の日本の教育のあり方、指導方法の難しさを語られていました。今回はイタリアの様々な地域での視察をされるそうでしたが、最も重要な目的地は「レッジョ・エミリア」でした。今回の視察で「レッジョ教育」が目的と知り、視察事前に勉強しました。

イタリアの年末「Fine d'anno」 と年始「Capodanno」

雄鶏(カポーネCappone)の丸焼きとロースとポテト

ここ数年は日本でクリスマスから年末年始を過ごしてきましたが、去年のクリスマス・年末と今年の年始はイタリアで過ごしました。クリスマスは友人や友人の家族、親類などと24日のイヴ、25日クリスマスと26日のサント・ステファノを過ごしました。クリスマス前に友人の誕生日があったり、久しぶりに会った友人達との夕食会などもあり、クリスマスが終了した頃には、ギブアップでした。量を少しずつ食べても、種類もあるので結局量は多くなり、グラスが空になれば、いつもながら直ぐワインを注いでくれる寛大なイタリア人達のおかげで、ついついワインを飲みすぎてしまいます。クリスマス後は質素な野菜をベースにした和食が胃にやさしく、改めて和食の美味しさを感じずにはいられませんでした。

ヴェネチアの建物と景色の変化

アカデミア橋からの大運河とサルーテ教会 michiko.k

ヴェネチアは今日も数百年前の建物が残っていて、その中で生活しています。数百年前の建物や景観を描いた絵画をみると、今でもほとんど、どこが描かれているか容易く理解できます。とは言え、時代と共に修復や再建されている場所も多くあります。そんな変化が感じられる様子を昔の写真や風景画と今日の写真を身比べても楽しいものです。ヴェネチアの街を知る人、ヴェネチアを訪問する人、見比べて楽しんでみて下さい。私のブログでは、私が撮影した2枚の写真と1700年代を代表する景観画家カナレットとピエロ・ベロッティの作品を比べてみました。

カナレット:本名はジョヴァンニ・アントーニオ・カナール(Giovanni Antonio Canal) 1697~1768年。父親であるベルナルド・カナールも画家で、区別するために「小カナル(カナレット)」と呼ばれるようになった。ヴェネチア出身、ヴェネチアで活躍した景観画家、版画家で、都市景観画を得意とした。

カナレット日本語文献:カナレット (アート・ライブラリー)Cristopher bakerクリストファー・ベイカー(原著)、越川倫明、新田健史(翻訳)

ページ

RSS - ブログ を購読